「みちのく電記」上映会ご案内 三陸新報に投稿

ドキュメンタリー映画「みちのく電記」上映会のご案内が、三陸新報紙に投稿として掲載されました。
上映会は3月20日(金・祝)午後1時30分から4時、気仙沼市福祉センター「やすらぎ」多目的ホール、鑑賞・参加は無料です。当日は映画の監督岩崎祐氏と出演の鴫原宏一朗氏にもおいでいただき、トーク&QAの時間も設けています。

ご来場をお待ちしております!

(以下投稿全文)

ドキュメンタリー映画『みちのく電記』上映会のご案内

気仙沼の森と海を守る会の主催で、フライデーズ フォー フューチャー仙台と協力してドキュメンタリー映画「みちのく電記」の上映会を開催いたします。

本作は、仙台を拠点に気候変動対策に取り組んできた若者、鴫原(しぎはら)宏一朗さんの活動の軌跡を伝えています。(福島県郡山市出身。東北大学大学院農学研究科博士課程2年。環境NGOや生活困窮者支援団体での活動に参加。東北で起きた豪雨による土砂災害を目の当たりにして、環境破壊を伴う森林開発を止め、森林保全・再生のモデルをつくりたいと、2025年に仲間とアグロフォレストリー・ラボを設立。)

小学生の時に福島・郡山で原発事故の影響を受けた彼は、大学に進学後、被災者への補償が打ち切られていく現実に疑問を抱き、エネルギーや貧困問題への関心を深めていきます。いまから7年ほど前、当時15歳だったスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんが気候変動対策を求めて一人で始めた学校ストライキは、「Fridays For Future(未来のための金曜日)」というムーブメントとして世界中に広がりました。現在、東北大学の大学院生である鴫原さんも、世界の若者たちの間に広がった気候運動に共鳴した一人です。世界中で若者がストライキをしているのを知り、2019年、当時大学4年生だった鴫原さんはFridays For Future(FFF)ジャパンの活動に参加。FFF仙台を立ち上げ、地域の仲間と、政府や企業に気候変動対策を求め、環境破壊を止める活動を続けてきました。原発事故後、宮城県内では気候変動に拍車をかける石炭火力やパーム油発電、性急なメガソーラーなどの建設が相次ぎました。彼は現場で研究者や住民の声に耳を傾ける中で、市民出資による地産地消のソーラー発電に希望を見出していきます。また、バングラディシュの同世代からのメッセージで、日本が海外で進める石炭火力事業の実態を知った彼は、国境を越えた運動に加わり、エジプトで開かれた国連気候変動対策会議 COP27 を訪れます。一方、日本国内では電気代が高騰し、彼は仙台の仲間と共にエネルギー貧困対策としての、食料支援(仙台フードバンク)にも取り組んでいます。

カメラは、一人の若者の成長と、彼と仲間たちが生み出す社会変化の兆しを映し出しています。県内で奮闘する若者の姿から、私たち全てが直面する社会課題を考える機会になればと思い、上映会を企画しました。同じ課題は、当地において問題となっている巨大風力発電計画にも当てはまると考えます。衆議院選では争点となりづらかった気候危機、環境破壊問題と、生活の困窮・貧困・食費高騰は、同じ背景を持つ課題として、鴫原さんは全力で取り組んでいます。観賞した私は、若者たちのビジョンと行動力に胸を打たれ、新しい社会と未来への希望を感じ、Z世代の志向性を応援したいと考えました。

3月20日(金・祝) 午後1時30分から4時。気仙沼市福祉センター「やすらぎ」多目的ホール。

当日は映画の監督岩崎氏と主人公の鴫原さんにもおいでいただき、直接トーク、QAの時間も設けています。多くの皆様のご来場をお待ちしております。 参加費無料  主催 気仙沼の森と海を守る会