4月18日学習会「市民の森の秘めたる価値と可能性~環境影響評価準備書を読み解く~」ご案内投稿が三陸新報紙に掲載
4月18日学習会のご案内が、三陸新報に投稿掲載されました。

(以下投稿文)
「市民の森の秘めたる価値と可能性~環境影響評価準備書を読み解く~」学習会のご案内
2023年に起ち上げた当会の活動は4年目に入りました。東急不動産の計画している市民の森での巨大な風力発電事業計画に対して、疑問を提起したことがきっかけで会が発足し、活動は始まりました。4年間活動をしながら、地域の自然資産や一次産業の在り方、人と自然との共生とは…等、多岐にわたる課題に、市民の関心が深まったと感じます。昨年、この巨大な風力発電事業計画の環境影響評価(環境アセスメント)の第3段階である準備書が公表されました。
今回の学習会では初めに、準備書の内容を専門家・審査委員会が審査した結果(宮城県環境影響評価技術審査会の答申)について、わかりやすく説明します。特に審査会長が「人と自然とのふれあいの場である市民の森に壊滅的影響」と厳しく警告したことの重みについて、市民は耳を傾けるべきものと思います。計画の問題点や課題について考えます。
次に、南三陸ネイチャーセンター友の会理事の鈴木卓也さんと大渕香菜子さんから「Living in harmony with Nature/市民の森の秘めたる価値と可能性」をテーマに、語っていただきます。鈴木卓也氏さんからは「南三陸イヌワシ生息環境再生プロジェクト」を通して、人の暮らしと野生の営みとの共生というモデルを実現するための活動を続けており、その視点からお話を頂きます。また、大渕香菜子さんからは、市民の森の植生の特徴について、特に人の暮らしとの関りの観点からお話しいただきます。お二人のお話から「自然と調和して生きる」ことの深い意味、気仙沼の自然資産である市民の森に秘められた価値と可能性について考える機会になればと思います。
私たち人間は、人類の発展と豊かさを求め自然を支配し開発を優先してきました。その結果はどうでしょう。気候変動だけでなく、海も河川も土壌、空気、そして山々の自然も破壊と汚染にさらされています。それにより生物の住処、数多の生き物の生きる権利まで奪うことになり、今や第6回目の生物大量絶滅に直面しているともいわれています。これは人間活動によるもので、このままのペースで絶滅が進めば、今後数百年で動物種の3/4が絶滅するという研究結果も出ています。私たちは自然界の寛大な豊かさを濫用し土足で踏み荒らしています。自然と人類、そしてすべての生命の間には相互関係があります。人間中心の生き方や価値観の転換・パラダイムシフトが求められています。身近な地域の「自然と調和して生きる」、自然との共生という言葉の深い意味と重みを、あらためて学んでいきたいと思います。たくさんのご来場をお待ちしております。
気仙沼の森と海を守る会 代表 松本まり子
4月18日㈯午後1時30分から4時。気仙沼市市民福祉センター「やすらぎ」多目的ホール 参加無料
